今回は、モバイルシステム技術検定2級の過去問の紹介です。
「2014年度」に出題された項目をまとめました。

受検した際に、自己採点のために記録していたものの公開です!

取り急ぎ、問題形式にはしていませんが、どのような項目が出題されたか傾向を掴めるはずですので、是非お役立てください!

モバイルシステム技術テキスト 第2章~第4章【過去問】

※問題として出題された箇所を赤字にしてあります。

【2章 モバイルシステムの概要】

①モバイルコンピューティングの定義
モバイルコンピューティングは「移動体通信サービスを用いて他のコンピュータとアクセスすることで実現する、いつでもどこでもコンピュータが利用できる環境」と定義されている。

②リモートアクセスについて
データ同期技術は、複数のコンピュータ間(社内のデスクトップPCやグループメンバーのノートPC等)でデータを交換し、内容を同一に保つことができる。さらに、VPNを用いたリモートアクセスや、クラウドコンピューティングによるデータ同期も活用されている。

③フィーチャーフォンの特徴
フィーチャーフォンは、PCに比べて端末価格が安価であること、小型・軽量で日常的に持ち歩ける便利さ等、多くのメリットがある。また、機能の高度化に伴い、ディスプレイのカラー化・大型化・高精細化が進み、QVGAディスプレイ搭載の端末が一般的となっている。しかし、PCと比べて情報処理の能力や機能面で制約がある。また消費電力増加に伴い、モバイル端末として利用する際のバッテリー持ち時間の向上が依然として課題である。

④公衆無線LAN
公衆無線LANサービスでは、セキュリティ確保のために、無線LAN通信事業者の認証サーバを利用した高度なユーザ認証や、IDとパスワードによるWeb認証が採用されている。

⑤ワイヤレスデータ通信サービスの下り通信速度
3G~3.5G:156kbps~42Mbps
LTE:37.5Mbps~112.5Mbps
PHS:32kbps~800kbps
公衆無線LAN:10Mbps~300Mbps

【3章 移動体通信サービス】

①SIMロック解除
SIMロックとは、特定の移動体通信事業者または特定の利用者のSIMカードを挿した場合のみ、正常に動作するように端末設定を施すこと。SIMロック解除とは、事業者が端末にSIMロックを設定せずに販売したり、販売後にSIMロックの設定を無効化すること。モバイルの市場活性化・オープン化推進の観点により2010年6月にガイドラインが公表された。

②テレビ電話の規格
テレビ電話の規格には次のようなものがある。
①ISDN網でのテレビ電話の規格(規格:H.320、音声:G.711)
②H.324を移動体通信向けに特化させた規格(規格:H.324/M、音声:G.273)

③フィーチャーフォンの電子メールの特徴
メール配信方式は、ネットワーク側から端末へのPUSH型配信である。圏外等で受信できなかった場合は自動再配信機能で対応する。移動体通信事業者ごとに、表示可能な画像フォーマットが異なる場合がある。

④迷惑メール
PCから一斉同報機能で不特定多数に広告目的のメールを配信し、アダルトサイト等有害なサイトへの誘導を目的とするものが大多数を占めている。

⑤国際ローミング
国内の携帯電話端末を海外でそのまま使用するには、通信事業者間の提携や端末の無線方式と周波数があっている必要がある。 海外の事業者との提携拡大により、現地のSIMロック解除端末に日本のUIM/SIMを挿入することで使用可能となった。

⑥ワンセグ放送
ワンセグ放送は映像、音声、データのマルチメディア情報の配信だけでなく双方向通信が可能である。 地上デジタルテレビ放送は、ISDB-T方式というOFDM方式にBSTを付加したものである。UHF帯の470MHz~710MHzの電波が使用される。この周波数帯を6MHz幅のチャンネルに分割し、さらに13セグメントに区切って使用する。

⑦FeliCa
おサイフケータイは、モバイルFeliCaチップを搭載した携帯電話端末を活用したサービスのことである。FeliCaは13.56MHz帯を用いる非接触ICであり、FeliCaリーダライタにかざすことで、電子マネー、クレジットカード、会員証等の機能を使用できる。

 

【4章 無線アクセスネットワーク技術】

①RANとCNについて
移動体通信網は、無線アクセスネットワーク(RAN)とコアネットワーク(CN)で構成される。RANは、基地局の無線設備やアンテナ等、無線区間のシステムを指す。CNは、関門サーバや加入者データベース、回線設備等の有線区間システムを指す。

RANとCNについて
EPCは、LTEを収容されるために導入されたIPベースのコアネットワークである。LTE以外のRANも収容できるように構築されている。

③多元接続技術とデュプレクス技術の組み合わせについて
W-CDMA・CDMA2000 1Xは「CDMA/FDD」、LTEは「OFDMA/FDD」か「OFDMA/TDD」、PHSは「TDMA/TDD」である。

④Bluetooth
Bluetoothの周波数帯 2.4GHz帯は無線LAN(IEEE802.11g)やBluetooth等で利用される。

⑤セルラー方式
多数のセルでサービスエリアを構築する方式を「セルラー方式」と呼ぶ。セルのカバーエリアは半径500m~2km程度。セルラー方式のメリットは、周波数の繰り返し利用が可能なこと、基地局と端末が近いため送信電力が少なくて良いという点である。

⑥第4世代移動体通信システム (IMT-Advanced)の
縦軸を移動速度、横軸を最大通信速度とし、IMT-2000からIMT-Advanced IMT-Advancedでのデータ通信速度は下り最大1Gbps/上り最大500Mbps程度である。実現に向け、広い無線周波数帯域、MIMOアンテナ数増等の技術が採用されている。


 

以上、今回はモバイルシステム技術テキスト 第2章~第4章の過去問でした。
それぞれの解説についてはこちらをご覧ください。

復習する↓

2章 モバイルシステムの概要

3章 移動体通信サービス

4章 無線アクセスネットワーク技術

 

また、公式テキストでもしっかりと復習しましょう!!

モバイルシステム技術テキスト第6版