問題集演習で絶対合格!

無線アクセスネットワークの構成

セルラー方式

セル

携帯電話網の無線アクセスネットワークにおいて、1つの基地局がカバーにするエリア
セルの半径は、500m~2km程度。このセルを面的に配置しサービスエリアを構築する方法を「セルラー方式」という。

大ゾーン方式(半径数10kmを一つの基地局でカバーする)と比較した際のメリットは
①周波数の繰り返し利用可能→同一周波数の収容能力が高まる」「②基地局と端末の距離が短い→送信出力が少なくて済む」

6角セルによる3波繰り返し利用

FDMAやTDMAは、隣接するセル同士で同じ周波数を利用すると干渉が発生してしまう。
間に別の周波数があれば干渉しない。

6角セル

隣接セル同一周波数繰り返し利用

CDMAでは隣接セルが同じ周波数でも利用可能なため、セル設計を簡略化することができる。
自セル内および隣接セル内ユーザからの干渉は受け、セル当たりの加入者容量は減少するが、
システム全体で見ればFDMA・TDMAに比べ大幅な容量の確保が可能である。
同一繰り返し

フェムトセル

平面的にセルのカバー内であっても電波が届きにくい建物内や、利用頻度が高い場所に設置する、
カバー半径数10m程の極めて小さな範囲をカバーする超小型基地局である。

固定回線を経由して移動体通信事業者のネットワークへ繋がる。
2008年12月にガイドラインが発表され運用の簡素化が進み、商用化が実現している。

 

 セクタ化構造

基地局のアンテナに指向性アンテナを使い運用する。
(携帯電話サービス初期はオムニアンテナ(無指向性アンテナ)が使用されていた。)

メリットとして、
アンテナビームを絞ることで同一周波数干渉を低減させることができる
周波数利用効率が向上する
システムの加入者容量が増加する

実際のセクタ化構造は、3セクタ・6セクタが用いられる。
※指向性アンテナのビーム幅は、セクタ間干渉の影響・ハンドオーバ効果など考慮し決定される。

 

 無線アクセスネットワーク(RAN)の構成要素

基地局(アンテナ・無線基地局装置)、基地局制御装置がRANに含まれる

アンテナ

指向性アンテナを用いることで干渉の低減に繋げている。
また、照射角度を下に向けることで電波の届く範囲を制限する、チルト方式も用いられている。
受信側では、空間ダイバーシティの効果向上や利得向上のために複数のアンテナを組み合わせ使用する。

また、複数の周波数帯を共通運用する事業者間では、複数のアンテナを1本のポールに合体して設置することで効率化が図られている。

無線基地局装置

種類
マクロセル用…広いエリアで多くのユーザを収容する

マイクロセル用…中程度のエリアで中程度の数のユーザを収容する

ピコセル用…不感地対策やユーザの少ない場所、地下街などに使われる

フェムトセル用…半径数10m程の極めて小さな範囲のエリアで使われる

NodeB…W-CDMA  eNodeB…LTE  とも呼ぶ。

基地局は受信増幅器・送信増幅器・変復調装置の3つのモジュールで構成される。

 

変復調装置とは、「高周波信号を扱う無線処理系」「変復調の信号処理を行うベースバンド処理系」「制御系」に分かれる。

有線伝送路インターフェイスにより、基地局制御装置を経由するか、直接コアネットワークと接続される。

 基地局制御装置

W-CDMAシステムにおいて、複数の基地局を管理しハンドオーバ等の機能を担当する。

また、IDの送出など交換機に対する制御信号のやり取りも行われる。
LTEにおいては、この基地局制御装置を経由せずに直接無線基地局とコアネットワークが接続する

 

次のページへ

【MCPC2級】学習

学習対策テキスト

【MCPC2級】学習

PAGETOP
Copyright © レッツ!モバイルシステム技術検定2級 All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.